スピルバーグ(製作総指揮)×ピーター・ジャクソン(監督)が贈る奇跡の感動超大作
「ラブリーボーン」
2010年1月29日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
【映画レビュー】
覚悟をして、さぁ、『ラブリーボーン』を観に行くぞ!と。
スピルバーグ”のクレジットと、青白くて鬱なメイン画像のイメージから、勝手な想像と期待が膨らんでいました。両手で顔を覆いつつも、指の隙間から恐る恐るのぞき観る、あんな場面や、こんな場面があるのだろうなぁ(喜恐喜恐)と。
「私の名前はスージー・サーモン」お魚みたいな名前でしょ。
主演、シアーシャ・ローナンちゃんのかわいらしい語りですら“ゾクッ”とするくらいなのですから
“スピルバーグ”という人は本当に嫌な人です。名前が魚なだけに・・・。どんな風に・・さば・・かれ・・・
原題:THE LOVELY BONES 邦題:ラブリーボーン 珍しいことに、邦題が正しかった。
~14歳の少女がとうもろこし畑で殺され、天国から家族や友人を見守り続ける~
誰もがそのくだりを、犯人が誰なのかを、最初から分かって観ています。私も前のめりで生前のスージーちゃんを見守っていました。ところが予想に反して、その場面も、それ以降も、この映画には“スピルバーグ”の“ス”の字も無かったのです。
14歳のスージーが思い描く『天国』は、なんともメルヘンチックで、御家族で安心してご覧いただけるサスペンス。
君が当たり前のように思っている日常は、実はとても繊細で、一度粉々になってしまったらなかなか元には戻れないんだ。だから一日一日を大切に!というCG?ピーター・ジャクソンのファンジーは、私にとっては両手で顔を覆いたくなるほど、こっ恥ずかしく、ある意味準備していた通りになってしまった訳です。考え様によっては、テリーギリアムよりもカルトかも。
映像で魅せている分、ストーリーや人物像が中途半端すぎて『?』ですが、弾けんばかりのシアーシャ・ローナンのかわいらしさと、悪役顔になってからの宍戸錠さんを彷彿させる、スタンリー・トゥッチの好演は見応えあり。
年頃の娘を持つ親御さんや、ティーンエイジャーが観たら、もっと感情移入できるのかもしれません。
想像、期待とはまったく異なっていたため、何とも言い難いのですが、私が『?』と思う映画はメガHITしますから宛てにはなりません。【タイタニック】とか、【アバター】とか。。。
先日、初来日したシアーシャ・ローナンちゃんは、すっかり大人になっていました。

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